会いたいのに会えない。お正月があけて、インテリア菊池さんから何通ものメールが来ました。「ご予定はいかがですか?」
お互い、会って打ち合わせをしたいと思っていたのですが、スケジュールが合わずになかなか会うことが出来なかったのです。
そして、地鎮祭も終わり、パソコンコーナーの発注期限になっている1月10日、やっと打ち合わせに来てくださることが出来ました。
「今日は佐野さんは?」
「申し訳ありません。他の打ち合わせが入っていて、今日は私だけです。」
・・・佐野さんには、何度もインテリアの打ち合わせのときも同席して下さるようにお願いしていて、この日も菊池さんと打ち合わせすることはメールしておいたのですが、まあ、いいです。期待しないことにしましょう。忙しそうだしね。。。

午前11時からの打ち合わせ。この日は菊池さんが気を利かせて、チーズケーキをお土産に持ってきてくださいました。紅茶を入れて、女性同士のなんとなくリラックスした打ち合わせ。
「私、お子様なんで、コーヒーが飲めないんです。

」
私も、コーヒーが苦手なんです。

なんとなく、微妙なところで菊池さんとは重なることが出来ます。
「では、早速、お便りコーナーの案を見ていただいてよろしいですか?今日は三つ考えて来ました!」
そう言って菊池さんがまず出してくれた案がこれでした。

アートパネル、ファブリックパネル、ホワイトボード、そして鏡を組み合わせたプラン。
前回の打ち合わせのときに、数点のアート写真集を見せて「我が家の象徴となるような、アート空間にしつつ、実用性のあるものにしたいです」そう私が言ったことに答えて考えてくれたものです。
アートパネルは、展示場で何気なく何度も目にしていたもの。

それは、まさにシンプルモダンのデザイン。でも「これ!」という決定的なものはありませんでした。
そして、もう一案も。

三日月をデザインしたアートパネルとファブリックパネル、それにホワイトボード。
かっこいい。

でも、欲しいものとは、何かがちょっと違う感じ・・・・。
「もう1つは、かなり自信作です!

何末年始、ずーっと”お便りコーナー、お便りコーナー・・・”って考えてて、バスルームでピカーッってひらめいちゃいました。

」
そう言って、出してくれたプランがこれでした。
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ホワイトボードとライト色の木で作った、収納ポケットを付けたもの。
ちょうどこんなような雰囲気のものに、ホワイトボードを付けた感じ。


「チェスト(五十嵐久枝さんの作品『TANGO』)のデザインをヒントに、考え付いたんです

」
私が佐野さんにお話したことを、どこまで菊池さんに伝えてくれたのかはわかりません。でも、そこには私の求めていたものがすべて入っていました。

メッセージボードとお便りを貼れるスペースとしてのホワイトボード、小物がすっきりと収納できるスペース。
そして、お便りコーナーそのものを美しく見せるデザイン。
それだけで成立する、インテリアとしてのお便りコーナーです。
何かが、どこかで、菊池さんと共鳴し合えたような、上手く言い表せない、気持ちよさを感じました。
「すごくいいものになりそうですねぇ

」
「私も、すごく嬉しいです!佐野には内緒にしておきましょうね♪」

「そうですねぇ。知りたかったら、打ち合わせに来るはずですもんね。

」