でも、私が一番恐れていたのは、「安くしてくれないんだったら、パネルもダメ!窓だって一つだ!!
」と切れられること。特に窓だけは、二つにすることを譲れませんでした。
なぜなら、我が家は夏でも極力エアコンをつけずに、自然の風抜けで過ごすことを考えて、窓計画を立てていたから。
効率よく風を抜けさせるために一番いいのは、南北二つの窓。そして、東西。少なくても、風を取り入れる窓と逃がす窓の2つが必要です。
まして、ただでさえ空気がこもって、部屋自体も暗くなりそうな小屋裏部屋。
絶対に譲れません。
「パパは、いくらまでなら出してもいいって思うわけ?」
おそらく、まだ夫が最初に出してきた予算内だとはおもっていましたが、一応聞いてみました。
「そうだねぇ。窓とパネルをあわせて、○十万円ちょうどかなぁ」
夫はたまにめちゃくちゃなことを言い出します。数万円の端数の分を切れというのです。
ダメでもともと。夫の言ってきた金額を、内容変更書類を交わしにウチへやって来た佐野さんに伝えてみました。
「夫が、窓とパネルをあわせて○十万円までなら出せると言ってるんですが。」
その日の佐野さんは、顔色が悪く、明らかに落ち込んでいるのがわかる様子。
困った顔をして、
「それは、消費税込みと言うことでしょうか」

「多分、そういうことだと思います」
「こんなことは、僕が言うべきことではないのですが、例えばおっしゃる金額にさせていただいたとして、ご主人様のお気持ちは、どれくらい静めていただくことが出来るんでしょうか」
「多分、かなり静まると思いますよ」
「わかりました。上司と交渉いたしますので、少しお時間頂いてもよろしいでしょうか」
すぐにどこかへ電話をし始める佐野さん。電話の相手は、展示場の店長さんでしょうか。多分、ウチに来る前に、色々な場合を想定して社内営業をしてきてくれたのでしょう。すぐに結論が出ました。
「今回は、完全に僕のミスなので、その金額でさせていただきます」
こうして、東側にパネル、三角屋根の北側には二つの窓の、我が家の外観が決定することになりました。
その夜、夫に佐野さんとのお話しの内容を伝えました。そして、帰ってきた夫の答え。
「それはそれ、これはこれ」だよね






居眠りをしていたから。

なので、どういう仕事の仕方をすればそんなミスが起こるのかも、全部わかります)
えーっ、高いぃぃぃぃ!」





私が85cmにしようって自分で決めたんですから。」
あっ、嘘です、嘘です!僕が、気持ちで勝手にすることと言うことで。
」
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