「ねぇ、まずいよ!もう時間だもん。」
「だったら、先にいって、佐野さんに少し遅れるって言っといて!オレ、車が入れられたら走っていくから!」
「えーっ。一人で行くのぉ?もぉ、わかったよぉ。気を付けて、急いで来てね。」
午後1時30分から始まる四者立会い。
夜遅くなって帰れなくなるとまずいと思い、夫と私は車で名古屋駅近くの、名古屋セキスイハイムの名古屋西支店へと向かうことにしたのです。
いつも込んでいる駐車場。その日もやっぱり込んでいました。
駐車場待ちの列に並ぶ夫を残し、私一人で先に行くことになりました。
そのとき、私の緊張感は最高潮。
「何とかなる。何とかなる。何とかなる・・・。」
気持ちを落ち着ける魔法の呪文、「何とかなる!」。
心の中で、何度も繰り返していました。
(いや、何とかならいって!だって、家だよ。一生住む、家だよ!)
どこかで、冷静な私の、自分自信へのツッコミ。

こんなときは、もうチョコレートパワーを借りるしかない。

ビルの1階のコンビニでチョコレートを買い、8階の名古屋西支社へ。
エレベーターを降り、ふぅ、っと深呼吸。
「いらっしゃいませ」

「こんにちは。今日1時半から四者立会いのお約束をしております、あぶりしゃけと申しますが」
「はい、承っております。すぐに佐野も参りますので、こちらでお待ちください」

そういって通された、個室に区切られた打ち合わせ室。隣でもまた、四者立会いをしているような声がしていました。
早く来ないかなぁ、夫。
早く来ないかなぁ、佐野さん・・・。









自画自賛!?
































