
旧居の近くのみちです。
スーパーへ行くのも、バス停へ行くのも、役所へ行くのも必ず通る道。
この道、どう思いますか?
田んぼがあって、とってものどかな場所に見えますが、実は車も自転車もたくさん通る道です。そして、人も。
でも、何か気付きませんか?
そう、歩道がとても狭いのです。
人が一人やっと通れるぐらいの広さです。
その横を、自転車も自動車も、バスやトラックまでビュンビュン飛ばしていきます。
おまけに、水はけを良くする為か、田んぼ側に向かって微妙に低くなっています。
息子がまだ赤ちゃんの時、ベビーカーを引いてお買い物に行って、帰りに日が落ちていたことがありました。
車のヘッドライトで車道は明るいのですが、歩道側は真っ暗。後ろからビュンビュンと、すぐ脇をすごいスピードで通り過ぎていく車。
ベビーカーを押しながら、「怖いね。急いで帰ろうね。」まだ赤ちゃんの息子に向かって、何度も語りかけながら帰ってきたのを覚えています。

新居の近くのスーパーへ続く道です。駅へ行くのにも、この道を通ります。
決して新しい、きれいな道ではありません。
でも、
この道は、なんだかとても歩きやすく感じます。
ガードレールはないけれど、車道よりも一段上がっていて、幅も広い。
なんだか、大切にされているような気がします。
ようこそ、わが町へ・・・。
歩く人に優しい道路は、きっと暮らす人たちにも優しいです。
人を大切にする街。
新居へ越してきて、私も夫も、息子も、とっても歩くようになりました。
夫は、駅まで毎朝15分かけて歩きます。
息子は登校の時はもちろん、私とお買い物に行く時にも、一緒に歩いていきます。
通りのお宅のガーデニングを見たり、畑の野菜や虫たちを見たりしながらのんびり。
道が違うだけで、少し心が穏やかになれるかもしれません。
「どこにお家を建てようか」
そう迷った時には、道路を見てみるのも良いかもしれません。
道路から、その町が、暮らす人たちが、少しだけ垣間見られるかもしれません。
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