
(写真の図の、オレンジ色っぽいところが有料ゾーンです)
ここにも、他の美術館ではあまり見られない、面白い仕掛け?がいろいろありました♪

まず特徴的なのは、展示されている作品は、すべて現代アートだということ!
あまり有名ではない作家さんのものもあるのですが、私が訪れた2007年12月(2008年4月13日まで)の展示では、繊細な透けるような素肌の質感まで表現される半身の人物像を彫刻される舟越桂さんの作品(3月20日まで)や、名画の中に作家自らが溶け込んでのセルフポートレートで美術界に話題をもたらした森村泰昌さんなど、現代アートを代表するような芸術家の作品も展示されていました。
実は、金沢21世紀美術館が現代アートを収蔵しているのは、美術作品の市場などの事情もあるようなのですが、でもこうした”今を生きる芸術家”さんたちの作品を展示することで、美術館全体に生命力のような、躍動感のような、そんな生き生きとした力強さを感じることができるのかもしれません。

展示方法にも驚かされることがいくつかありましたよ♪

たいていの美術館では、作品と併せて、”作家名・作品タイトル・制作年・技法などが書かれたプレート”が展示してありますよね。
金沢21世紀美術館では、多くの作品にその作品のデーターのプレートが付けられていないんです!
そして、展示室にスタッフの方はいらっしゃいますが、スタッフの方たちは、作品の解説をすることを禁じられているのだそうです。
では、何を見て作品のデーターをしるのかというと、

入口でいただく、このリーフレット。
これは、作品をかん賞する側が、積極的に作品にかかわっていくためのちょっとした仕掛けなのかなぁって感じました♪

作品について知りたいと思うのなら、自分から働きかけて情報を得る。。。
これは、美術に限ったことだけでなく、日常の中でもさまざまなことについて必要なことなのかもしれません。
そんなことも気付かせてくれます。
でも本来は、アートを楽しむのにデーターなんて必要のないものなのかもしれませんね!

作家の意図を汲み取ることも大切なことではあるのですが、作品よりも先にタイトルなどを見てしまうことで、先入観ができアートを難解なものと感じてしまうんだと思います。
まずは、感じて!
楽しんで!!
想像して!!!

そういえば、一部屋、とってもすごい展示室がありました♪
黒川紀章さんらとともに『メタボリズムグループ』をつくり活動してきたことでも知られる、グラフィックデザイナー粟津潔さんの特別展『荒野のグラフィズム:粟津潔展』が開催されていたのですが、鳥・空・海・人・天使・「アースマン」・牛・カメ・風景・文字などを主題とした油彩やドローイング、イラストなどが約300点も解説もなく一部屋に飾られているんです!

それこそ、もう、天井に近いところから!!
ちょっとアンダーグラウンドな香りのする作品が粟津潔さんの作風だと思っていたのですが、一部屋に300もの作品が展示されることで、作風の変化などもはっきりと見て取ることができました。
シャガールやキースへリングを思わせるような作品もあるんですよねぇ〜。
・・・すみません。今日はなんだか、美術マニアっぷり炸裂な感じですね。。。

話を展示方法についてに戻しましょう♪
展示室の中には、いくつか行列ができているところもありました。
どうして行列ができているのかというと・・・














