空間づくりにアートを活かす?〜金沢21世紀美術館から【4】
金沢21世紀美術館について書いてきた、このシリーズ。
タイトルに使ってきた、『空間づくりにアートを活かす』は、金沢21世紀美術館とは、直接関係はありません。顔

我が家を造っている時に、私が読んでいた本の中の一冊。
本当に魅力的な空間とはどんなものか・・・。
空間にうまくアートをプラスすることによって豊かさをもたらすという考えの元、実例となる写真とともに(主に公共施設の)アートを活かした空間づくりを提案しているという内容だったと思います。

もともとアートが大好きで、美術館めぐりが趣味のひとつだった私は、我が家にもそんなアートの要素を取り入れたいと思っていたんです。
それが、ニッチや外構への強いこだわりになったんでしょうね。。。苦笑

でも、「我が家を、自分の好みにぴったりのものにしたい。美しく快適な家を造りたい。」
そう思うのは、すべてのお施主さんに共通した思いなのではないでしょうか?


ただ、そんな思いがあまりにも強くなって、家という”モノ”への執着があまりにも強くなりすぎる傾向があるのかもしれませんね。

そんなとき、こんなことを言われたりします。(実際に、私も言われたことがあります)
家は、造るものではなく住むもの
また、こんなこともしばしば議論になることがありますよね。
住まいは作品か?

皆さんは、どう思いますか?普通

実は、私の中でずっともやもやしていました。
確かに、家は住むもの・・・。でも、造るものでもあるんじゃないか?
住まいは、有名な建築家さんが手がけたものは作品なのかもしれないけど、一般の住宅は作品ではない?
でも、なんかそれも違うような気もする・・・。絵文字名を入力してください

金沢21世紀美術館を訪れて、そのモヤモヤがなんとなく晴れたように思いました。
アートショップ
この写真は、金沢21世紀美術館のアートショップです。
外構なんかに使われそうな、白いメッシュでつくられています。
外から中も見えますし、中から外も見えます。

これはおそらく、アートショップそのものを作品として計画されているんじゃないかと思うんです。
中でお買い物をする人も含めて・・・。
『アートショップでお買い物する人たち』という作品!?
そう、それを外から眺められるようになってるんですね!

そこに人が集い、行動をして初めて成立する作品。。。

もしかしたら、住まいもそういうものなのかもしれません。
それは、特別奇をてらった形や、特別高価なもの、特別美しいものでないとしても。。。

人が住まうことで、初めて成立する作品・・・。


だからこそ、住まいづくりはとても楽しく、魅力的なのでしょう。

そして、特別ことをしなくても、私たちのすぐ身近に、街中にアートが溢れています!

私たちの暮らしそのものが・・・きっと、アート。


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コメント
あぶりしゃけさん、アート好きなんですね〜♪

ブログを読ませていただいて、すごく伝わってくるものがあります。

家は作品か?

作品かどうかはわかりませんが(大工さんにとっては立派な作品と言えるかもしれませんね。大工さんが培ってきた技術や知恵を家作りのところどころに惜しげもなくつぎ込んだ作品ですから)、施主にとっては家もしくはその住まいが自分たちのライフスタイルや価値感の表現であった場合、立派なアートとして成立するのではないでしょうか。

家の外観や内装だけではなくて、玄関先に植えられた季節を感じさせてくれる植栽…あるいはニッチに飾られた家族の写真…そこの家に住んでいる人の想いがこめられたもの…。

十分アートだと思います。もしかすると家はキャンバスや額縁なのかもしれませんね…そこに描かれるものは、そこに住む家族の思いや生活なのかもしれませんね。
2008/01/20(Sun) 00:45 | URL | jupiter-juzz | 【編集
いやぁ〜しゃけさんっ!!
流石です。
私も全く同意見!
というよりも、モヤモヤしてたものがスッと晴れたような気がします。(^^)
2008/01/20(Sun) 03:16 | URL | 風神 | 【編集
jupiter−juzzさん、いつもありがとうございます♪

えへへ(^−^*)ゞ
そうなんですよ、アート大好きです♪
美術だけじゃなく、音楽や演劇や映画も!
学生時代は、学校をさぼって美術館や映画館、劇場なんかに入り浸りでした。(汗)

『もしかすると家はキャンバスや額縁なのかもしれませんね…
そこに描かれるものは、そこに住む家族の思いや生活なのかもしれませんね。 』

jupiter−juzzさん、すごいです!
そうですね!
私も、額縁みたいなものなんじゃないかとも思います。

以前ギャラリーでちょっとだけバイトをしていたことがあって、その時に額縁を発注するのに同行させていただいたことがありました。

まず、飾る絵画を決めて、それに合わせて額縁も作ってもらうんです。
家づくりも、なんとなく似てますよね!

住まう家族がまず、どんな暮らしをしたいのか思い描き、それに合わせた家を造っていく。。。

でも、絵にあった既成の額縁を探すのもありだと思いますけどね♪
家族の暮らしにあった建売住宅を探すっていう・・・。(^−^*)

日常生活の中にこそ、素敵な何かがたくさんありそうに思います♪


2008/01/20(Sun) 22:22 | URL | あぶりしゃけ | 【編集
風神さん、こんばんは♪
いつもありがとうございます!

やっぱり風神さんとは、何かと気が合いますね〜♪(^▽^*)

風神さんも、とってもこだわったお家づくりですもんね。
こだわりは、知識と技術につながることですね。
そんな、家づくりを通じて得てきたものを誰かと共有できればとか思いながらブログなどで書いていると、いろいろ言われちゃうことなんかも出てきたりしますよね。。。

でも、風神さんのこだわりの家づくりも、風神さんの重ねてこられた人生が反映されていたり、風神さんとご家族の生活のスタイルそのものなんじゃないですか?

車とともに、ガレージにこだわったお家での風神さんの暮らし、私はとっても素敵だと思います♡
2008/01/20(Sun) 22:54 | URL | あぶりしゃけ | 【編集
「空間づくりにアートを活かす」…親しみを感じたのは、この本のせいだぁ!(笑)私も、昔、読みましたぁ!!

 施主にとって、技術的なことは不得手でも、こうしたいというアイディアの伝え方はこの本をにもヒントがありますよね。

 住まいは、作り手に取って作品であることは間違いないでしょうが、それを実現させるための住まい手の想いが形になった作品ですし、それが完成するのは、暮らすことによってもたらされれるのだろうと思いますね。

 4回シリーズ、とても楽しめました!!
2008/01/21(Mon) 23:31 | URL | しあわせデザイン研究所@馬渕 | 【編集
馬渕さん、いつもありがとうございます♪

馬渕さんも、『空間づくりにアートを活かす』読まれてましたか。(^−^*)
やっぱり、馬渕さんとは感じ方みたいなところが似ているんかもしれませんね!

素人にはちょっと難しいところもありましたが、イメージを固めたり、具体的にどんなふうにしたいかを伝えるときにとっても役に立つ本でした♪

私は、(たぶん過去の経験から)造り手の方が住まいを「作品」と言い切ることには、何か違和感のようなものをずっと感じていました。

でも、やっぱり住まいも作品ですね!

ただ、それは住まい手と造り手が一緒になって造り上げるもの。
施主が想いを伝えて、造り手の方たちのプラスアルファの想いと技術で形になっていうものでしょうか?
でも、それだけでは未完成で、暮らすことによって完成するんですよね!

なんとなく、家って赤ちゃんにも似てるかもしれませんね♪
良い子(家)ができるように、たくさんの人の愛情と技で生み出してもらう。。。
それをまた、住まい手が暮らすことによっていい子(家)に育って行く感じでしょうか?

だから、きっと、私たち施主はちゃんと暮らしていく責任がありますね。

このシリーズは、またまた「そこまで言うか!」っていう結論に行ってしまったのですが、楽しんでいただく事が出来てほんと良かったです!(^−^;)ゞ
2008/01/22(Tue) 01:04 | URL | あぶりしゃけ | 【編集
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