解体業者さんに電話すると、なんだか様子が変です。

ガタン!ドタバタ!!ギャー!!!子どもの泣く声・・。
「え〜っ、何ですか?本日事務所が引っ越し作業をしてて、ちょっとバタバタしてるんですけど。お急ぎですか?」と女性の声。
「ええ、急いでるからお電話してるんですけど。営業さんお願いします
」「営業は入院しましたけど。ちょっと待ってくださいね。」
なに、それ!もう訳がわかりません。そして、相変わらずダメな対応。
あ〜、この会社は、この程度なんだ・・・、改めてそう思いました。
「お待たせしました。あぶりしゃけさん?なんでしたか?」
はじめてあったときに、ハッキングされてると言ってきた、専務の声です。
冷静に、慎重に、澤井さんに教えていただいたことを頭の中で整理しながら、話しをした・・つもりでした。
「先日、お支払いの手続きはさせていただきましたが、ご確認いただけましたでしょうか。私も、お支払いの前にしっかり確認しなかったのでいけなかったんですが、南側の土留めのブロックですけど、斜めクラック入ってますよね。モルタルを塗って、表面は補修してあるようなんですけど。これって、解体で出来たものですよね。
ウチとしては、お隣のカーポートを割られたときもそうだったんですけど、そちらから何もご報告は受けていないんですけど。」
「だから、なにが言いたいの!」いきなり威圧的・・。

「そうですね。ウチとしては、なんとかそちらで補修をしていただきたいんですが。外構をお願いしている業者さんにも相談にのっていただいて、やはり、このブロックはとても危険ということで。
斜めにクラックが入ってきているということは、土圧(どあつ)がかかってきたときに倒れてくる可能性があるんですよねぇ・・」
「いや、クラックが危険ということなら、このブロックはたくさん縦クラックが入って来てますよ。倒れてくるって言うのが、訳わかんないんだけど。」
・・・絶対、なめられてる・・・。

「確かに、縦クラックは入ってますけど、縦と斜めでは性質が使いますよね。縦は、ブロックとブロックのつなぎ目ですけど、斜めはブロックそのものが割れてしまっている可能性があるんですよね。
確かに、ブロックの中には鉄筋が入っているのですぐには倒れてくることはないとは思いますが、ブロックが割れていれば、圧倒的に強度は低くなってくると思うんですが」
もう、私は必死の抵抗です。
「いや、一緒だって」軽く、切れそうなかんじ?
「じゃぁ、工事は適切にされていたんでしょうか。(ヒビが入ったブロックの裏側には、もともとのお宅の玄関へのステップが付いていました)ブロックと階段を、カッターを入れてちゃんとはつれば(はつり=切り離すこと)、こんなクラックは入らなかったんじゃないんですか?縁切りをしていないところで無理やりやったんで、こんなことになったんでしょう!」

「いや、ちゃんとこちらも、気を使って手解体をしたって!とにかく、こちらとしては、お宅の外構屋さんの言ってることが意味がわからないんで、奥さんを介して話してても埒が明かないでしょう。そこまで言うんだったら、外構屋さんに直接電話してもらってよ!」

あっ、切れた・・・。
素人は黙ってろ、ってことか。
とにかく、もう一度私は澤井さんに助けをもとめて、次の戦略を立てることにしました。
















